2026年8月更新|令和8年熊本地震
2026年7月28日16時27分ごろ、熊本県熊本地方を震源とする
マグニチュード7.1の地震が発生し、
熊本県宇城市と氷川町で最大震度7を観測しました。
地震では、建物への直接的な被害だけでなく、
送電設備の損傷などによって停電や断水が発生することがあります。
この記事では、地震発生後に優先すべき安全確認と、
太陽光発電・家庭用蓄電池・ポータブル電源を活用した
家庭の停電対策について解説します。
被災地域では安全確保と公的情報の確認を最優先に

損傷した家屋や電気設備を自己判断で使用しない
ガス臭・焦げ臭・火花などの異常がある場合は設備を使用しない
自治体・気象庁・電力会社の最新情報を確認する
避難指示が出た場合は速やかに避難する
現在被災している方は、太陽光発電や蓄電池の購入を検討する前に、
自身と家族の安全確保、避難情報、余震への警戒を優先してください。
- 切れた電線や垂れ下がった電線には近づかない
- 損傷した家屋や電気設備を自己判断で使用しない
- ガス臭・焦げ臭・火花などの異常がある場合は設備を使用しない
- 自治体・気象庁・電力会社の最新情報を確認する
- 避難指示が出た場合は速やかに避難する
地震で損傷した電気製品や配線は、停電復旧後の通電によって
火災につながる可能性があります。
異常が疑われる場合は、専門業者や関係機関へ相談してください。
2026年7月28日に発生した熊本地震の概要
| 発生日時 | 2026年7月28日16時27分ごろ |
|---|---|
| 震源 | 熊本県熊本地方 |
| 深さ | 16km(暫定値) |
| 規模 | マグニチュード7.1(暫定値) |
| 最大震度 | 震度7 |
| 震度7を観測した地域 | 熊本県宇城市・氷川町 |
被害状況や避難情報、停電・断水の状況は時間とともに変わります。
最新情報は、気象庁・熊本県・各市町村・電力会社の公式発表を確認してください。
最新情報の確認先
地震で停電が起こる理由

変電設備の故障
倒木や落下物による電線の断線
火災や安全確保のための送電停止
道路損傷による復旧作業の遅れ
建物内の配線や分電盤の損傷
地震による停電は、自宅が倒壊した場合だけに起こるものではありません。
自宅に大きな被害がなくても、
発電所・変電所・電柱・送電線・配電設備などに問題が起これば、
地域全体で電気が使えなくなる可能性があります。
- 電柱や送電線の損傷
- 変電設備の故障
- 倒木や落下物による電線の断線
- 火災や安全確保のための送電停止
- 道路損傷による復旧作業の遅れ
- 建物内の配線や分電盤の損傷
つまり、耐震性の高い住宅であっても、
周辺インフラの被害によって停電する可能性があります。
地震後に停電したとき、最初に確認すること
家屋や電気設備に損傷がないか確認する
壁の亀裂、漏水、焦げ臭、火花、異常な音などがある場合は、
無理に電気設備を使用しないでください。
避難時には電気機器の状態を確認する
安全に操作できる状況であれば、
電熱器具などのスイッチを切り、コンセントを抜きます。
建物の損傷が疑われる場合は、分電盤や配線に触れず避難を優先してください。
復電後すぐにすべての機器を使わない
電気が復旧した後も、損傷した電気製品や配線から
発煙・発火する可能性があります。
異常がないことを確認してから使用しましょう。
発電機を屋内で使用しない
燃料を使用する携帯発電機は、一酸化炭素中毒の危険があるため、
屋内・車内・換気の不十分な場所では使用しないでください。
停電時に最低限確保したい電力

照明
ラジオ・通信機器
冷蔵庫
医療・介護関連機器
扇風機・暖房器具など
停電対策では、普段使用しているすべての家電を動かすのではなく、
非常時に優先する機器を決めておくことが重要です。
| 優先する機器 | 主な目的 |
|---|---|
| スマートフォン | 家族との連絡・避難情報の確認 |
| 照明 | 夜間の安全確保 |
| ラジオ・通信機器 | 災害情報の収集 |
| 冷蔵庫 | 食品や薬品の保存 |
| 医療・介護関連機器 | 健康や生命の維持 |
| 扇風機・暖房器具など | 暑さ・寒さへの対応 |
医療機器を使用している場合は、
停電時の対応を事前に医療機関・メーカー・自治体へ確認しておきましょう。
太陽光発電があれば停電時に電気を使える?
住宅用太陽光発電には、停電時に「自立運転」へ切り替えることで、
発電中の電力を専用コンセントなどから利用できる設備があります。
ただし、太陽光発電を設置していれば、
停電中も普段どおり家全体の電気を使えるとは限りません。
- 夜間は太陽光だけでは発電できない
- 曇天や雨天では発電量が低下する
- 自立運転への切り替え操作が必要な場合がある
- 専用コンセントだけが使える設備もある
- 使用できる電力には上限がある
- 地震で設備が損傷している場合は使用しない
停電が起きる前に、取扱説明書を確認し、
自立運転への切り替え方法や使用可能なコンセントを把握しておきましょう。
太陽光発電と蓄電池を組み合わせて備える

蓄電容量
出力
太陽光との連携
保証・点検
家庭用蓄電池を設置すると、
ためておいた電気を停電時に利用できる場合があります。
太陽光発電と連携できる設備では、
昼間に発電した電気を蓄電池へため、
夜間や発電量が少ない時間帯に使用する方法も考えられます。
ただし、停電時に使える範囲は製品や配線方式によって異なります。
| 確認項目 | 確認する内容 |
|---|---|
| 負荷方式 | 家全体に給電する全負荷型か、一部回路に給電する特定負荷型か |
| 蓄電容量 | 停電時に使いたい機器と想定時間に合っているか |
| 出力 | 複数の家電を同時に動かせるか |
| 太陽光との連携 | 停電時にも太陽光発電から充電できるか |
| 切り替え方法 | 停電時に自動切り替えか、手動操作が必要か |
| 保証・点検 | 保証期間と災害後の点検方法を確認する |
「大容量ほど安心」とは限りません。
必要以上に大きな容量を選ぶと、導入費用が高くなる可能性があります。
停電対策として蓄電池を検討する前に
家庭ごとに必要な容量・出力・停電時の利用範囲は異なります。
1社だけで決めず、価格・容量・保証・工事内容を比較してから判断しましょう。
ポータブル電源で停電に備える方法
太陽光発電や家庭用蓄電池を設置するほどではない場合でも、
ポータブル電源を用意することで、
スマートフォン・照明・小型家電などの非常用電源を確保できます。
購入前には、容量だけでなく、
使用したい機器に対応する出力があるかを確認しましょう。
安全に使用するための注意点
- 強い衝撃を与えない
- 変形・異臭・発熱がある製品は使用しない
- 高温・直射日光を避けて保管する
- 水濡れや浸水した製品は使用しない
- 取扱説明書に従って充電・保管する
- 定期的に残量と動作を確認する
ポータブル電源は、購入して保管するだけではなく、
定期的な充電と動作確認が必要です。
太陽光発電・蓄電池・ポータブル電源を比較
| 停電対策 | 特徴 | 向いている家庭 |
|---|---|---|
| 太陽光発電 | 昼間に発電でき、自立運転で電力を利用できる場合がある | 電気代対策も含めて検討したい家庭 |
| 太陽光発電+蓄電池 | 発電した電気をため、夜間や停電時に利用できる場合がある | 長時間の停電対策を重視する家庭 |
| 家庭用蓄電池 | 住宅設備として一定量の電気を蓄えられる | 冷蔵庫や住宅設備への給電も検討したい家庭 |
| ポータブル電源 | 持ち運びでき、比較的手軽に準備しやすい | スマートフォンや小型家電を中心に備えたい家庭 |
| 電動車・V2H | 車載バッテリーの電気を住宅や機器へ供給できる場合がある | 対応する電動車を所有し、大容量電源を活用したい家庭 |
地震を機に確認したい家庭の停電対策チェックリスト
- スマートフォンを複数回充電できる手段がある
- 懐中電灯・ランタンの場所を家族全員が知っている
- モバイルバッテリーを定期的に充電している
- 飲料水と非常食を用意している
- 冷蔵庫を停電時にどう管理するか決めている
- 医療機器の停電時対応を確認している
- 太陽光発電の自立運転方法を確認している
- 蓄電池が全負荷型か特定負荷型か把握している
- 蓄電池の残量と停電時の切り替え方法を確認している
- ポータブル電源を定期的に充電・点検している
- 避難場所と家族の連絡方法を決めている
停電対策のために蓄電池を急いで契約しない
大きな地震が起きると、防災への意識が高まり、
太陽光発電や蓄電池を早く設置したいと考える方もいるでしょう。
しかし、不安が強い時期に契約を急ぐと、
必要以上に大きな設備や高額な見積もりを選んでしまう可能性があります。
- その場で契約しない
- 最低でも複数社から見積もりを取る
- 停電時に使いたい機器を明確にする
- 容量だけでなく出力も確認する
- 全負荷型・特定負荷型の違いを確認する
- 施工保証と災害時の対応を確認する
- 補助金の有無だけで契約先を決めない
太陽光発電と蓄電池をまとめて検討する方へ
住宅条件や停電時に使いたい機器によって、
適した太陽光発電・蓄電池の組み合わせは異なります。
複数社の提案を比較し、自宅に必要な設備と費用を確認しましょう。
地震・停電対策に関するよくある質問
太陽光発電があれば停電中も家全体の電気を使えますか?
設備の仕様によって異なります。
自立運転用コンセントだけが使える設備もあり、
太陽光発電だけで家全体へ通常どおり給電できるとは限りません。
地震後も太陽光発電を使って大丈夫ですか?
パネル・配線・パワーコンディショナー・住宅などに
損傷や異常が疑われる場合は使用せず、
販売施工会社やメーカーへ点検を依頼してください。
蓄電池があれば停電時もエアコンを使えますか?
蓄電池の出力、エアコンの消費電力、配線方式によって異なります。
見積もり時に、停電時に使用したい機器名を具体的に伝えましょう。
ポータブル電源はどのくらいの容量が必要ですか?
使用したい機器の消費電力と使用時間によって変わります。
容量だけでなく、機器を起動できる出力があるかも確認してください。
地震後すぐに蓄電池の見積もりを取ってもよいですか?
被災地域では安全・避難・生活再建を優先してください。
自宅や生活が落ち着いた後に、必要性を整理して複数社を比較しましょう。
まとめ|地震後の停電対策は「何を使いたいか」から考える
令和8年熊本地震では、最大震度7が観測され、
停電や断水など生活インフラへの影響も発生しました。
地震を完全に防ぐことはできませんが、
停電時に必要な電力を確保するための準備はできます。
太陽光発電・家庭用蓄電池・ポータブル電源には、
それぞれ異なる特徴と注意点があります。
まずは、スマートフォン・照明・冷蔵庫など、
停電時に使いたい機器と使用時間を整理しましょう。
設備を導入する場合は不安だけで即決せず、
複数社の価格・容量・保証・工事内容を比較してから判断することが大切です。
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